ぶるー@rokorokoblueです。
前回の「紅の豚」に続きまして。ジブリ映画の感想を。
宮崎駿監督にもスタジオジブリにも特に詳しい訳ではないので個人的な浅い感想になりますがご容赦ください。
前回同様、個人的な浅い感想で、都市とか街の様子とか、あとは心に残ったフレーズとか。そんなあたりが中心になるかと思います。
第二弾ということで。とりわけ定期的に繰り返し見たくなる作品である「コクリコ坂から」について。
2011年7月に公開、宮崎吾朗監督の作品です。
※ネタバレ注意です
舞台と時代背景
1960年代はじめ、朝鮮戦争後。横浜をイメージした港の見える坂のある街が舞台。
私は中学、高校を横浜の学校で過ごし、今も港町に住んでいて、港や海が見える丘の景色というものが大好きで。
そんなわけで個人的にこの作品はドストライクなわけです。
1960年代ということで、どこか懐かしい街の風景や、人との交わり。和洋のまざった建物などなど、大好きな時代の一つです。
横浜市電と思われる交通手段も出てきて雰囲気でてます。山下公園や現在の元町付近と思われる描写も出てきますね。
物語の中盤に、一度東京に行く場面があります。そこの街の雰囲気というとまさにオリンピックを控えて活気溢れるというか、ゴチャゴチャした中での活気というか。
まさに「上を向いて歩こう」的な。
桜木町からでしょうか。東海道線に乗るシーンや、首都高拡張の描写なんかもグッときます。
こんなとこばかりに注目してしまうわけですが。
喫煙に寛容な時代ですね。
登場人物について
主人公は高校2年生の小松崎海(メル)。
しっかりもので芯のある、美しい女性です。高校生でこんなにしっかりしているものでしょうか。
でも時たま弱さを見せてしまう。
こんな女性に出会って見たいですね。
主人公と恋仲になる風間俊は高校3年生。
ザ・イケメンって感じで。クールでまっすぐで。かっこいいですね。
メルの告白を受けて、シンプルに手を握って「俺、お前が好きだ」と返すあたり。
無駄のない、かっこよさ。
「大丈夫、ブレーキはちゃんとかけられる。乗れよ」
さっと、コロッケを奢るあたり、クールですね。
「古くなったから壊すというなら、君たちの頭こそ打ち砕け」
この演説のシーン、いいですね。
本当に高校生かよって。
私の高校3年生のころなんて
考えていなかったような。
長くなりそうなんで。
一度こんな感じで。