【カラーコーディネーター2級】独学で一発合格出来た勉強記

【カラーコーディネーター2級】独学で一発合格出来た勉強記

社会人5年目のときに、働きながらカラーコーディネーター検定の資格試験に独学で挑戦し、無事合格出来た体験記です。勉強時間や勉強方法、使用した参考書などをご紹介いたします。

2017年6月に受験した体験記です。試験範囲等が変わる場合がございますので、あくまで参考としてお読みください

はじめに

仕事で何かのデザイン案を決める際に“色”については自分のこだわりを通したいと考えており、昔から色に対しては興味があったので、社会人4年目のときに色彩検定3級を受験し、無事資格を取得することができました。その時の勉強がけっこう楽しくて、どうせなら色彩検定とカラーコーディネーターの資格を1級まで目指してみようと思い、色彩検定3級の次のステップとしてカラーコーディネーター2級の勉強に取り掛かりました。勉強を始めようとしたときは時期が春でしたが、色彩検定もカラーコーディネーター検定も1級の試験はどちらも秋~冬のみに実施されるため、とりあえず1級の準備として2級を受けてみようと考えていました。

色彩検定とカラーコーディネーター

色彩系の資格でよく比較されるのが色彩検定とカラーコーディネーター検定です。色彩検定は公益社団法人 色彩検定協会、カラーコーディネーター検定は東京商工会議所がそれぞれ認定しています。個人的な感想としては、色彩検定はファッション要素、カラーコーディネーター検定は工業的要素が多いかなという印象です。私はとりあえずどちらも取得するつもりで、まず手始めとして色彩検定3級の勉強を始め、次のステップとしてカラーコーディネーター2級を受けました。

なお、どこで見た情報か忘れてしまいましたが、両検定の難易度が

色彩検定3級<カラコ3級<色彩検定2級<カラコ2級<色彩検定1級≒カラコ1級

という噂をみて、まずは色彩検定3級からはじめた、というのもあります。この難易度の目安については、一概には言えないですが、確かにこの順番で受けていくとスムーズにレベル出来るような気がします。ちなみに私の個人的な感想ですが、カラーコーディネーター2級の試験内容や知識は、カラーコーディネーター1級はもちろん、色彩検定1級の1次試験にも大いに役に立ちました

勉強時間

カラーコーディネーター2級はだいたい1ヶ月半ほど前から準備しました。色彩検定3級の知識が少しは残っていたものの、2級は覚える項目が多く、色にまつわる歴史や、色の測定方法、塗料の種類など、ジャンルの幅が広くなっており、テキストを1周するだけでも大変でした。一方で、試験はマークシート方式なので、回答は全て選択式のため、問題を解くのにそれほど時間は要さないため、問題例を解きながら知識を固めていきました。仕事がある平日などは、テキストを読み進めていき、休日などまとまった時間が取れた時に、問題集を進めていきました。

使用テキスト

カラーコーディネーター検定試験には、東京商工会議所が発行している公式テキストと公式問題集があるので、この2冊を揃えておけば十分だと思います。

 

 

勉強方法

まずは色彩検定3級の時と同様、テキストの内容を1周します。とりあえずボリュームが多いのと、到底1回読んだだけでは覚えきれず、かつ理解すらしきることが難しい箇所もあるので、まずは全体感を掴むために1周することに集中しました。

次に、公式問題集の練習問題を単元別に解いていきました。この時点ではまだ覚えていないことが多く、正直ボロボロでしたが、問題の解説や、覚えていなかったところを重点的にテキストを読みなすなどして復習していきました。また色に関する歴史など、覚えにくいところはノートに表としてまとめるなどして(いつ、だれが、何を等)、頭の整理をして覚えていきました。

※勉強方法については順次更新予定

単元別の練習問題を解き終えると、最後に公式問題集の過去問(4回分収録されていました)を解きました。私は、この過去問はだいたい70点~80点ほどでしたので、合格基準の70点を超えていたため、過去問の解説をしっかり読み(間違えたところは当然、あっていたところも読みます!)、暗記が怪しいところはもう一度テキストに戻りつつ、ノートや裏紙にまとめた表などを作成して、整理して覚えていきました。

試験結果

試験本番の結果は87点でした。カラーコーディネーター検定のやっかいなところは、解答速報が予備校サイトなどに掲載されないため、自分で自己採点しないといけないところです。結果がでるまでもやもやが残ります。

まとめ

以上、カラーコーディネーター2級の勉強方法や体験記をまとめさせていただきました。カラーコーディネーター2級は範囲が広く、かなり細かい知識まで問われるため、かなり疲れる勉強でしたが、問題集を解いているうちに、ポイントとして問われる箇所がだいたい限られてくるので(それでも細かいところからも出題されます)、問題集→過去問で試験対策としてはだいぶ知識が固まるかと思います。色の測定や塗料などの知識については、実務として活用するにはやはり実際に手にとって使ってみることが必要かとは思いますが、まずは概要を理解するためにも良い試験だったと思います。そしてなにより(狙ったわけではないのですが)、カラーコーディネーター2級の知識が色彩検定1級の1次試験のレベルに近かったため、私は色彩検定1級の勉強にはあまり苦労しませんでした(それでも一定の勉強時間は必要です)。

 

 

 

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