社会人4年目、文系卒のサラリーマンが、働きながらインテリアコーディネーターの資格試験に独学で挑戦し、無事合格出来た体験記です。
社会人4年目にして、「何かカッコイイ資格が取りたい!」というざっくりとした想いのもと、いろいろとネットで調べてみてみると、インテリアコーディネーター(略:IC)という資格を見つけ、趣味として面白いのと、仕事にも多少役に立つのではないかと思い、とりあえず参考書を買ってみたところから始まりました。
インテリアコーディネーター資格試験を受けてみた
結果から書きますと
- 非建築系学科(文学部卒です)
- 仕事をしながら(暦通りのサラリーマン)
- 独学で(通信教育講座などを使わずに)
- 一発で(勉強を始めて1年以内で)
IC資格試験に合格いたしましたので、自分への備忘と、今後受験される方への参考になるかと思い記事にして残しておきたいと思います。
IC試験は一次試験(学科)と二次試験(実技)に分かれていますので、記事もそのように分けて書きたいと思います。
社会人の私がインテリアコーディネーターの試験に独学で一発合格出来た体験記〜一次試験勉強編〜
社会人の私がインテリアコーディネーターの試験に独学で一発合格出来た体験記〜二次試験準備編〜
社会人の私がインテリアコーディネーターの試験に独学で一発合格出来た体験記〜二次試験勉強編〜
この記事ではIC試験の概要と、スケジュール感を書いていきます。
インテリアコーディネーター資格試験について
まずIC資格試験について簡単に説明いたします。
(参照:インテリア産業協会 )
※平成29年度時点の情報ですので、最新の情報は協会のHPでご確認ください。
受験資格
年齢、学歴、職歴等の制限はありません。試験会場の感じでは20〜30代の女性が多い印象でした。私のように建築系の学校に通っていなくても全然大丈夫です!
試験様式
一次試験(学科)と二次試験(プレゼンテーション・論文)に別れています。一次試験を合格しないと二次試験を受験できません。ただし、一次試験を合格すると、次年度から3年間一次試験の免除ができます。
文学部卒なので、一次試験(学科)は暗記なのでなんとかなるかと思っていましたが、製図なんてしたことないので、二次試験は本当に自信がなくて一回で受かればラッキーかな、と思っていました。
ただ、一次試験の合格率が30%前後というなかなかの難関な試験で、実際にかなり苦労しました・・・。
スケジュール
7月〜8月 申し込み
↓
10月上旬 一次試験
↓
12月上旬 二次試験
↓
2月中旬 合格発表
申し込みは7月から8月にかけてです。インターネットか郵便局からの申し込みで、インターネットでさくっと申し込めました。
気になる受験料についてですが、一次試験と二次試験をダブル受験で14,400円とかなり高額!しかも一次試験不合格の場合、一部返金がないという・・・。
一次試験の学習時のモチベーションの一つがこれでした笑
一次試験は10月の上旬に試験です。マークシートによる選択問題方式ですが、試験範囲が広く覚えることがかなり多いため、試験の年の2月頃からとりあえず参考書を買って、ボリューム感を掴んでおきました。
訳あって本格的に集中し始めたのは9月中旬以降でしたが・・・。
詳しくは一次試験学習記をご覧下さい。
二次試験は12月上旬です。一次試験から約2ヶ月あるので、ここで一気に製図技術を詰め込みました。
注意したいのが、一次試験の合格発表が試験の約1ヶ月後にわかるので、一次試験後にすぐに二次試験対策に取り組むか、合否がわかってから取り組むかで約1ヶ月の学習時間の差が出ます。
そのため、一次試験にて、自信をもてる点数で合格することで二次試験を有利に進めることが出来ると思います。
二次試験についても詳しくは学習記をご覧下さい。
二次試験後は、自己採点も出来ず、合格発表までもやもやとしながら2ヶ月間待たされます。(そして資格証がくるまでまた1ヶ月半待たされます・・・)
以上、半年以上お付き合いする資格になってますが資格証が届いた時は本当に嬉しかったです!
独学で一発合格するためのコツ
勉強するにあたり気をつけたいこと
少し長くなりましたが、独学一発合格するコツをまとめてみますと、次の3点かと思います。
・とにかく早い時期から一次試験(学科)対策をはじめる
・一次試験は自信を持って合格出来るレベルを目指す
・一次試験後にすぐに二次試験対策に取り掛かる
すでに製図の知識や、経験がある方でも一次試験に余裕を持って合格することは悪くないと思いますので、大切なのは早い時期から取り組むことかと思います。
しかしながら私は諸事情により勉強に割く時間が大幅にとられてしまったのですが笑
次からは一次試験・二次試験について詳しく書いてみます。
社会人の私がインテリアコーディネーターの試験に独学で一発合格出来た体験記〜一次試験勉強編〜